お羊雑記 ‐哲学とIT‐

元哲学専攻のIT企業に勤めるうだつの上がらない営業の徒然なる日記

哲学の魅力 ~元哲学専攻者が語る~

どうも!お羊山です!

私は題名にもある「哲学」に高校1年の倫理の授業で出会いそこから興味を持ち、大学でも「哲学」を専攻するなどその魅力にとりつかれた一人です。

皆さんがあまり馴染みのないであろう「哲学」について私なりに魅力を紹介していきたいと思います!

私は学部卒なので専門的に一つの学派の研究を極めたわけではなく、趣味として「哲学」が好きな一素人でありますので、気軽な気持ちで「哲学」とは何だろうという興味がある方向けの記事になります。

f:id:hutsujiyama0807:20181015221422j:plain

Ⅰ.「哲学」とは何か

 まず皆さんは哲学についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。

「難しい」「意味が分からない」「人の生き方??」「偉人の名言??」

こんな印象を受ける方が多いのかなと思います。

確かにどれも哲学を形容するのに間違ってはいないと思います。

ただ、普通の方よりも少しだけ多く哲学に触れてきた私が考える哲学の本質は別のところにあります。

 

私にとって「哲学」とはその人の世界の捉え方であり、その人の世界に対する意味づけの仕方であります。

だから、よく誤解されるように「哲学者」と呼ばれる偉人達は自らの生き方を貫いた人たちではなく、自分の世界をほとんど完璧に論理によって説明した方々であると私は考えます。

 

Ⅱ.「哲学」の魅力

では、そのどこに哲学の魅力はあるのでしょうか。

私は哲学の魅力はその「多様性」にあると考えています。(あくまで個人的見解です)

それぞれの哲学者から見れば、自分の世界だけが絶対的に完成された世界なのです。

 

確かに、その人の背景や位置からは非の打ち所のない論理的に完璧な世界です。

しかし、そういった完璧な世界がたくさんの哲学者によって乱立している様がとても魅力的なのです。

中には、二人の偉人による「世界は~である。」の~が真反対の場合もあります。

しかし、それぞれの知見にたって考えればそれぞれ両方が完璧に正しいのです。

学問の世界にたてば答えは一つである必要があるので、論争は起きるのですが、流行り廃りはあるもののどちらが正しいかははっきりとは決まらないんですよね。

 

そういったたくさんの天才達がそれぞれ思い思いの世界を見ていて、それを偉人の肩に乗って見させていただくことがとても面白いんですよ。

 

Ⅲ.まとめ

私の思いは伝わったでしょうか。

この先時間があれば、それぞれの哲学者の簡単なまとめ記事も載せていきたいと考えているので興味がある方は是非!!