お羊雑記 ‐哲学とIT‐

元哲学専攻のIT企業に勤めるうだつの上がらない営業の徒然なる日記

「キングダムハーツ バースバイスリープ」 救われない3人

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頼む、俺を消してくれ。ご無沙汰してます。お羊山です。

例によって、「バースバイスリープ」をクリアしたので、感想を書いていきます。

苦い思い出

実は何年か前にPSPの本作(今回はPS4)の発売当初にプレイしたことがあります。

そのとき始めにクリアしたヴェントゥスのセーブデータをアクアのセーブデータで上書きしてしまい泣いた思い出があります笑。

頑張って手に入れたクリアデータがなくなった事に加え、今作は隠しストーリーを見るには3人の主人公のクリアデータが必要で、やる気がなくなったのを覚えています。

これからプレイする人は気をつけてください笑。

 

感想

とにかく悲しい。まさしくソラ、リク、カイリと同じくお互いが大切に思い合っている3人の主人公ヴェン、テラ、アクアがこれでもかと言うほどゼアノートからひどい目に遭わされ救いようのないストーリーになっています。

3人がそれぞれに会うために色々な世界を飛び回り、お互いを思いやりながらも、気持ちのすれ違いが起こり、最後までもやが晴れないままテラはゼアノートに乗っ取られ、アクアは闇の世界に墜ち、ヴェンは意識を失ってしまうというやりきれないストーリです。

次回作はこの3人を救うことを軸としてストーリーが進むようなのですが、このシリーズのストーリーはいつも主人公のソラが明るく前向きに世界中を飛び回っている陰で、実は背景にたくさんの悲しい物語があったという構成になっています。

これは何故なのでしょうかね。

この悲しい物語達は直接的にソラに認識されないところで起き、認識されないままソラに解決されます。

私がもしこの物語の作者であるならソラに実際にあったことを認識させ、それを分かった上で戦わせることで感動を呼ぶと思うのですが、、、

まあ何か思惑があるのでしょう。

すみません脱線してしまいました。

まとめ

別々で行動する3人がディズニー作品の異なる場面で活躍して3人クリアして初めて一つの作品になるという趣向はとても凝っていてプレイしていて楽しかったです。

なかなかこういった異なる主観から一つのストーリーを完成させるのは難しいのに完成度の高さに驚きました。

次回作で3人を救う事を目標に当面は生活していくことになりそうです。