お羊雑記 ‐哲学とIT‐

元哲学専攻のIT企業に勤めるうだつの上がらない営業の徒然なる日記

「銀魂」が終わった…だと

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 今も昔も俺の守るものは何一つ変わっちゃいねえ!どうもーおひつじやまです。

 今回はそらで名言が書けるくらい好きな作品である銀魂です。その銀魂が9月15日に終わってしまったことを今知りました。漫画も集めていましたが、アニメのほうが好きで、歌舞伎町四天王編まではすべて見ました。それからはまだ読めてませんが、これから完結まで読みたいと思います。今回は、銀魂の魅力を書いていきたいと思います。

概要

 一応設定としては鎖国が解かれた幕末に宇宙人である天人がなだれこむ時代の中で、かつて白夜叉として名を轟かせただらしないがかっこいい銀さん、ひたすら地味な突っ込み眼鏡の新八と怪力チャイナ娘の神楽のギャグあり涙ありの人情コメディです。

 

魅力

 本当にすごいと思うのは世界観がないことです。他のジャンプ作品とは違い、皆が想像できるような海賊、忍者、学生というようなシンプルな世界観じゃなく、幕末の新撰組がいると思えば、宇宙人もいるし、ヒロインはガチのチャイナ服だし、作者の空知さんならではの世界観がないんですよね。すべてのキャストが他のどっかからとってきたような服装や設定なんですよ。しかし、その掛け合いや雰囲気にはこの作品ならではと感じることが多く、そこだけで空知さんの作品だと感じさせるものがあることがすごいと思うし、そこが大好きなんですよね。ギャグパートは作者の思いや作品の設定にまで突っ込みをしたり、ほかの作品でしたら読者が覚めてしまうようなぶっ飛んでいる話もあったりするのに、シリアスパートはとにかく銀さんがかっこよく感動的なストーリーになっています。同じ主人公で、このギャグパートとシリアスパートを行ったり来たりできてここまで面白いマンガって他にはない気がします。いや逆にあったら教えてください笑。

アニメ

 同時にアニメとの親和性が非常に高く、漫画版だと少々文字数が多く読みづらいところがあるのに比べ、アニメだとテンポよく見ることができ、面白さも増して感じます。さらに、主題歌も本当にいい曲ばかりで唯一アニメの主題歌集を持っているアニメでもあります。特に、四天王編の最後の次郎長とチンピラ子がともに見得を切って旅に出るシーンでSPYAIRの「Some Like Hot」が流れるシーンは鳥肌ものです。

最後に

 子供のころから見ていた思い入れの強い作品が終わってしまうことは本当に寂しいところがあります。空知先生自身も、単行本の質問コーナーの中で、漫画家になったきっかけを好きな物語が終わって寂しい気分になるのが嫌で自分で書こうと思ったと述べており、彼の物語を読んで寂しい気分になっている私も漫画家になりたい気分です笑。これから、完結まで大切に読んでいこうと思います。それでは!!